「機能別・入れ子構造」組織

機能別組織という組み立て方

プレセナでは、組織を「機能別」で組み立ててきました。財務経理や法務といったコーポレート機能だけでなく、顧客サービスに直結する機能として、マーケティング部、営業部、研修業務部、開発生産部、講師部なども完全に機能別で組み立ててきたという所が大きな特徴です。

 

機能別にバラすことで、それぞれの組織の専門性が高まり、結果として入社間もない社員でも3ヶ月もすれば営業で成果を上げることが出来たり、一流企業の客先で講師として登壇出来たりするようになるという大きな利点がありました。私たちが継続的に、顧客に対して高い品質のサービスが提供出来ている秘訣はここにあります。

機能別組織からSBU組織へ

2016年頃までは、40名程度の社員に対して部が15以上、チームに至っては100近くという「細分化した機能別組織」で会社機能の作り込みを行ってきましたが、機能別組織の良さが発揮される反面、「機能を越えた意思決定がやりづらい」「環境が変わっており業務を変更すべきなのに、機能別で固まってしまい変更しづらい」といった弊害が目立つようになったことから、2017年度よりSBU組織に移行。

15以上の部を6つのSBUと支店に大きく統廃合し、SBU内部のチームも大幅に削減することで、元々の機能別組織の良さであった「機能としての専門性向上」を活かしつつ、「小集団化による権限委譲、速度アップ」を目指して組織変革を行っています。

上司と部下が入れ替わる「上下入れ子構造」

またプレセナの組織構造の特徴としては「上下入れ子構造」というものがあります。例えば、営業の責任者が開発では平社員だったり、開発の責任者が講師では平社員だったりするなど、組織の長とメンバーを兼務しながら、上下が入れ替わるという仕組みです。

これは人数が少ない中で、部やチームを作るために必要だったという背景もありますが、もっと大きな意味合いは「上司としての成長」と「部下としての成長」を、共に体験して欲しいという思いからです。

立場や役職があがればあがるほど、自分にフィードバックしてくれる人も減りますし、現場の仕事を担当することも減ってきて、「部下としての成長」が薄くなってきます。かといって、いつまでも立場や役職が低いままだと、メンバーをうまくマネージしたり、責任を持った仕事をしたりするといった、「上司としての成長」が出来ません。

長期間にわたり、この2つを実現していくための仕組みが「上下入れ子構造」なのです。